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TS020 あるいは東電の値上げ対応について

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これも、もう十年以上前に買ってつんであったやつだなあ。このカラーリングのがつくりたくて、デカールとセットで買ってあった。
よくみるとカウル形状が若干ちがうのだけれど、そこはまあ勢いでえいやっと(笑)
デカールが厚くて固いので苦労しました。この季節にはちょっとしんどかったか。
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東電の値上げに関連して混乱してきてるなあ。とりあえず、これだけ原発止めまくった以上、火力のコストが馬鹿のようにかかるのは自明なのだから、福島の保障のことを除外したとしても電気料金の値上げが不可避である事は明白でしょう。

もちろん、出す物はなんでもイヤ、という我が儘サンはいつの時代にもたくさんいるわけで、そこについての説得、あるいは強行のやりかたがポイントだった。

で、にもかかわらず事前の伝達のおそまつさによる混乱。これはねえ…なんというか東電の考え方の甘さ、ではないか、と。

日本という国の社会が維持され、みんながちゃんと生きて行くために電力が必要な事は確かなのだから、電気料金の値上げについては文字通り「痛みを分け合う」ことに抵抗があるはずがない、と思いこんでいたのではないかなあ。
抵抗する人は、電気がなくなって社会が混乱して病院や、夏場のエアコンなどで弱者がどんどん死んでも構わない人、ということになるから、お金がかかることに抵抗はあっても反対はされないだろう、と考えていたのではないか、と。

で、結果はごらんのとおり。性善説でやっていけれるほど、この国の民草は教養がある訳ではないし、共感能力があるわけでもない。そんなこと、震災以降の正義の味方面した東電タタキの連中の言動からわかっていたはずなのに。それでも、そんなクズは一部で、大多数はちゃんと考えているはず、と思い込んでいたように見えるのよね。

でも、そのためにきちんと連絡すべき事をしていなかった、というのはお粗末過ぎる。こういうのこそが本当の「平和ぼけ」なのではないかな、と思う訳です。