Anything Goes (again) ...

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テルマエロマエ

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実は、学園祭の日だったり。そして、雨とはいえ映画館が若くない(笑)客で満員&プログラム売り切れ(これは後日別の映画館に買いに行きました)、小冊子も品切れ、という人気っぷり。
いやね、おもしろいのは間違いないだろうと思ってはいたのですよ。阿部寛だし、原作がアレだし。でも、映画の尺におさまるドラマはどうするんだろう(アニメ版はうまくやっていた)とか、上戸彩とかだして平気?とか。
杞憂でした(笑)。上戸彩とルシウスの出会いと絆を軸にして、過去と未来をつなぐ壮大なタイムスリップ歴史改変ものに様変わり。いやあ、こういうつなぎ方があったとは。
ギャグ的な悪のりの数々も、うまくはまっていて爆笑もの。
邦画で、館内が笑い声で満ちるとかなかなかないよ。
字幕と吹き替え(笑)の切り替えも巧妙というかこうかつな「ばいりんがる」(笑)表示。
画面内のテロップも丁寧、かつ、おばかで「ワニ」(笑)

平たい顔族のじいちゃんたち大活躍。バトルシップもそうだけど、じいちゃんたちが活躍する話はよいよね。で、笑っているうちに歴史も学べる、という。
ルシウスだって、「見てきただけのもの」をローマの技術で再現しちゃうんだから優秀な技術者なんだよね。温度計をみようみまねでつくった平賀源内みたい。

そうそう、熱川のバナナワニ園とかいかなきゃという気分になります。

最後のシーンのルシウスはどうみても古代生物、マンモスフラワーかよ、と(笑)

これから見る人、原作者、ヤマザキマリさんのことを下調べしてから見ると感動も割り増し感、です。