Anything Goes (again) ...

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ラストスタンド (シボレー大暴れ)

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 エクスペンダブルズとかREDとか、最近だとG!J2もそうかもだけど、年寄りパワーの物語、兼、シュワちゃんの主役復帰作。全体的に、真面目に作られているので、正直もっとバカやってもいいのになあ、とは思ったけれど物語としてはばっちり楽しめます。監督さん、こころもち抑えめにつくったのかな、という感じ。
 国境近くの町の保安官たちと麻薬王の戦い、というシチュエーションで、ロスから世を捨てるように生活していたシュワちゃんが脱走した麻薬犯をつかまえるために、という物語。麻薬捜査での出来事をきっかけに田舎にひっこんだ背景のあたりがあまり描かれなかったのはもったいないなあ。
 フットボールの試合のために町民の大半は(カマロの持ち主の市長と一緒に)不在。肝心のFBIはいろいろと役立たず(笑)、仲間は平和な町しか知らない副保安官と元スボーツ選手と武器マニア、という流れ。素人によるRED、みたいな感じかと思って見ていると実は話の1/3くらいはワイルドスピードでした、という(笑)。監督、よっぽど車好きなのか。 
 この映画の見所は二つ。超人的なシュワちゃんの肉弾バトルと、カマロZL1とコルベットZR1のシボレーワイルドスピード対決。車つかって最後にはトウキビ畑で居合い抜きぽいことまでしちゃいます(笑)
 ショットガンのリリロードはぐるっとまわしてやってほしかった、とか、いいだすといろいろあるけれど、これがそこそこうれれば次回作ではじけてくれそうな気配も感じました。