Anything Goes (again) ...

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大脱出(いや、原題のほうがいいでしょ、これ)

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 二大巨頭の共演、という話題が先行してしまっていたけれど、実は個人的にはジム・カヴィーゼルが「スーツ着て」出演、というのも楽しみにしていました。そうしたら、サム・ニールも出ているとか、お得感高いな、これ。
 マクガイバー、という人もいたけれど、悪ふざけをしないAチーム、という風情も有る。そういえば最近どこかよそのネタでも六分儀でてきたな、とおもったり。
 この二人にもかかわらず、意外と無茶はしていません(笑)思った程壊さないし。演出も悪のりせず、ちゃんとやっています。あの台詞とかあのあたりで言わせたかったのではないかねえ、とか思いつつ。

 テイストとしては、70から80年代チックではありますが、それもまじめにへんなのにおもねらずに作った結果と感じます。新年一本目に見る作品としても良作。

 カヴィーゼルもなんというか、徹底的に「スーツの男」だったし。これ、どこかにマシーンとフィンチさんいるのではないか、と思うほど。サム・ニールも良い感じに風格がでてきて存在感ばっちりだった。キーワードが「ヒポクラテスの誓い」とかネタ的に細かいところを狙っている感じはあり。楽しむ為にはそれなりの教養が必要かも。

 パンフレットも読み応えあり。ただ、予告編やチラシでのネタバレは残念ですねえ。ここのところ、宣伝サイドが下手を打って作品の価値を減じているのが多い気がする。ジョン・カーターみたいに世界規模で失敗するのとかゼロ一言つけたせいでアレになっちゃったのとか。

 しかし、アメリカでのCIAの立ち位置って…