Anything Goes (again) ...

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アベンジャーズ エイジオブウルトロン(博士二人でらぶらぶ)

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 シネマティックユニバースとして、定期的に作品を送り出すスタイルがほぼ定着してきたマーベルスタジオ。安定して世界を構築し続けている、というのはすごいことです。それも、日本では一部しか知られていないアメコミの世界で。

#実際、日本の中高年にとって「アメコミヒーロー」といえばどうしてもスーパーマンとかですしねえ。

 やっていることは松本零士ワールドが最後には一本に収束する、という奴のアメコミ版です。コミックスのほうですでにやられていたことを映像で再現しているわけだけれど、コミックは整合性的な部分はあまりこだわらなくてもいいのに対して、映画でつないでいくにあたっては、しっかりとした準備と設計図が必要なので本当によくやっているな、と。
 ヒーロー達の力もインフレ気味な上に新キャラもださなくてはならないわけで、宇宙創生からの石の物語がうまくつないでいる、といったところでしょうか。そのうち、プリキュアオールスターみたいに出番の配分とかで苦労するんだろうな、これ。
 今回のポイントとしては、いろいろあるけれどまずはジャービス君が自立したこと、でしょうか。それも石埋め込んで目からビームも出します。社長のサポートにはフライデーがついたけれど、次あたりでぜひとも成長した不器用君にがんばってもらいたいところ。それから、ヘリキャリアーの活躍!いままで、大した活動もせず、敵にあやつられたりなんだりと散々な扱いだったヘリキャリアーにかっこいい見せ場があります。もうこの勢いでプラモデルだしましょうよ、アオシマさん。クイックシルバーはとりあえず死にましたが、キャプテン並みの代謝の高さを考えると此の先なんとか一命取り留めてでてきそう。コールソンの例もあるので誰も死亡を信じていないような気もします。スタンじいさんもHimselfです。アスガルドのお酒で調子よくエクセルシオしてて楽しそう(笑)

 今回の物語は敵との戦いというよりも、今後へ向けての布石で、ヴィジョンをはじめとするキャラクターの調整と今後への展望がメイン、という印象。本格的に物語が動くのはシビルウォーからでしょうねえ。


 次はアントマン。監督交代がもったいなかったけど、エドガー脚本の出来はとびっきりらしいので楽しみです。さらに、最初の四人とか、ドクターストレンジとか、デアデビルとか、デッドプールとか、蜘蛛の人とか、どこまでふえていくのやら。

 それにしても人気のハルクバスター、せっかく高額商品にするのなら衛星(ヴェロニカ)もつけてくれなきゃ。(ホットトイズのスカーレットウィッチ付属物が露骨にネタバレだったのは許すとしても)
 あと、時期的にターミネータージェニシスと並んでしまうのだけれど、果てしなくしぶといSkynetに比べて、安易にネットから切り離されてしまうウルトロンのショボさはなんだろうか…