プリキュア（エンディングからの発展）

　初の「三本立て」とはいえ均等三分割ではなく、本編に相当する中編を挟んでフルCGショートムービーが二本、です。ひとつは、小さい子供の集中力維持のため、でしょうけれど物語が圧縮される分テンポもよく、きっちりと王道をこなしています。ショートムービーはエンディングのCGをさらに発展させて演技もできるんですよ、というアピールかな。労力とのバランスによっては今後はフルCGプリキュアとしてテレビに登場するのかもしれません。TFなんかではとっくに実現しているのだし。ただ、三作それぞれの表現スタイルが異なるので、ポスターのように三パターンの顔が出てくる事になっています。これ、子供は大丈夫だろうけれど、つきそいの大人には判別がむずかしかったりするのではないかしら。
　劇場のスクリーンの中にさらに幕とスクリーンがある、という表現がいささかシュールで面白かったけれど、ここはおまけの産物でしょうね。
　
　オールスターズも継続するようだし、映画版OpEdのブルーレイも出るし、うまいことシリーズを維持できているようで何より、です。