Anything Goes (again) ...

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ジャック・リーチャー(案外死ななかった)

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 前作のアウトロー、見たはずなのだけれど何故かあんまりちゃんと覚えていない。でも、今回は予告編からちゃんとひっぱられて見に行きました。あいかわらずのトム・クルーズだし、ところどころMIぽさもあったりするけれど、よい味をだしています。「親子もの」で、かつ「子供がちょいちょいやらかす」というハリウッド書式なのだけれど、あんまり嫌味ではないし、女性とのバディものなのに無駄な恋愛表現に至らない、というのも好感度高し。それにしても、トムの疾走と並走するとはターナー少佐もたいしたものです。
 ただ、まだシリーズ2作目、ということもあって「ジャック・リーチャー感」が若干乏しいかも。冒頭のシーンですこし、途中の説明でちょっと、ヒッチハイクシーンでやんわり、という感じ。そのあたりがちょっと惜しいけれど、これはたぶんシリーズが続くだろうということで、そのうち安定すると思います。
 個人的にはジョン・ウィックばりの展開かな、と思っていたので意外と人が死なないのでちょっとびっくりしたり(笑)。もう少し派手にやらかしてもよかったのではないかなあ。黒のセダンとか、ギャグシーンもちらほらあるのもうまい。ただ、字幕が例によって戸田さんなので(やっぱり時折超訳あり)、そこだけは人によっては考える必要あり、かもです。