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バイオハザード・ザ・ファイナル(とりあえず一段落)

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 一応完結編。なんとなくそうではないかな、と思われていたアリスの正体がはっきりしたり、アンブレラ社の目論見が明確になったりします。ステージも1にたちかえるかのようにラクーンシテイのハイブ。内容は、なんというか「いつも通り」です。「いつも通り」なので前作のラストシーンなんかもちろん引き継ぎません。なんというかすでに「映画版バイオハザード」というカテゴリーになっている感じ。ミラ・ジョボビッチはこれで15年にわたってアクションシリーズを牽引したのだし、最終的に親娘共演も今回果たしたし、これまでだってミラの体調にあわせて撮影スケジュールを組んでいたし、で、実質的にミラの一家のファミリームービーでもあります。
 「クローン」をキーワードにしたことで、アイザック社長の再登板、アリシアのポジジョンの明確化が実現しました。ただ、アイザック社長を「クローン哲学問題」の舞台にひきあげたために、いままでウェスカーが立っていたポジションが奪われてしまい、なんというか。うん、ウェスカー君がモブ化しています(いや、映画では前からそうだったけど)。最期がロボコップネタ(You are fired!)というのは監督のお遊びかな。
 なんいうか、みなさんお疲れ様でした、という感覚と、数年毎のお祭りがひとつ減ってしまったなあ、という感慨、といいますか。
 そして、エンドクレジットの後に流れるあのセリフ。?となってノベライズを見てみたのだけれどなるほど、「この後の展開」もつくれるように細工しているわけですな。とはいえ、お嬢さんが主役はれるような歳になったら、かな。あと10年くらい?それとも他の女優つかって4-5年でつくるかな?