Anything Goes (again) ...

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仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(同じ東映なんだからプリキュアから学べばよいのに)

 いや、「ゲームキャラ」扱い、ということで嫌な予感はしていたんです。エグゼイド本編がそこをうまく扱い始めているこのタイミングで、プリキュアオールスターズがやらかして失敗したことをそのままライダーと戦隊で丁寧にやっちゃって失敗しちゃう、というのはどうなんでしょうかね。脚本はぐだぐだ、アクションはあるけれど演出もぐだぐだ。はっきりいって金田監督と米村脚本の「わるいとこどり」です。キャラクターたくさんだしゃいいってもんじゃないでしょ、と。北岡先生やモモレンジャー、どうするつもりだったのやら。ゴライダーにいたっては乾いた笑いしかでませんでした。ネット配信動画との連携、というのが3号やアマゾンズからの流れなのだろうけれど、これじゃだめでしょ。
 よかったところを探すとすればフルCGで表現されたゼビウスのキャラたち、なのだけれど、これもゼビウスなら当然あるべきBボタンの相手つまり地上部隊がいません。ピクセルズの真似をしてインバクトを演出してみました、の範囲から出ていない。
  客演キャラたちもみんな「でてるだけ」です。見せ場もなにもあったもんじゃありません。必殺技も出しません。よくこんなのに出てくれたなあ、というのが正直なところです。やれやれ。

 隣に座っていた親子は終演後に子供が父親に「ねちゃった?」ときいていたし、劇場をでたら幼稚園くらいの男の子が「やっとおわったぁ」と叫んでいて、うん、そうだよねえ、としか。