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ガーディアンズオブギャラクシー Vol.2(大事にしている初代Walkmanこわしたりするからあんなことに)

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 全編これサービス、というハイテンション映画。中身は「家族」ネタのはずが、なんだか様子がおかしくて、ようするにあれです、タモリさんが鶴瓶をいじるような感じの「ハリウッド家族」のパロディの連続。なんだあの「親子ならキャッチボールだろう」というベタなやつは(笑)。
 個人的には前作はMCUの中でも1-2を争うほど好き(争う相手はアントマン)なのだけれど、前作で唯一残念だっのがドラックスおじさんの中途半端な立ち位置でした。今回はそんな心配もどこへやら、愛すべきドラックスおじさんが存在感を溢れさせます。さらに、青い鳥こと、あるいはメーテルことヨンドゥ父さんのクールさもてんこもり。あげくのはてに噂されていた父親がカート・ラッセルだったりデビッド・ハッセルホフだったり、スタローンまで自分のチーム(オリジナルガーディアンズ?)くんじゃったりと、とにかくおじさん濃度の高さが素晴らしい。それにしてもスター・ロードとガモーラってどちらも「父親」がアレな感じの組み合わせですなあ。と、いう感じで本作の「ハリウッド親子いぢり」って結構露骨で、最終的には「あれが父親なんだぞ!」で大爆笑です。スター・ロードの「親子」、ガモーラたちの「姉妹」どちらもひねりまくっていてニヤニヤしながら見てしまうし、ドラックスおじさんとマンティスのやりとりなんか絶妙だったし。ところで、ソヴェリン兵がみんなゲームみたいな感じで戦っていたのって、前作で「いっぱい殺したで賞」をとっちゃったから、なのかしら。

 次回作ではヨンドゥ父さんの形見となったマイクロソフトZuneがメインプレイヤーになるのかしら。カセットテープのアイコンつかえなくなるけどいいの?

 それにしても、今回唯一気に入らないのはミラノ号を壊してしまったこと。MCUっていつもかっこいい船をだしておいていかさない、という癖があってヘリキャリアーなんかその際たるものなのだけど、今回もやっちゃった感じです。ミラノ号、かっこいいのになあ。