バッド・バディ 私とカレの暗殺デート (Mr.Right)

　おばか楽しい一本。脚本がマックス・ランディスだし、CIAは「ウルトラ計画」をすすめているのでエージェント・ウルトラとのつながりもあり。本作の主役二人とのからみとかやってくれるとうれしいなあ。とにかく、能天気おしゃれ映画です。頭に衝撃をうけたせいで動作の先読みができるようになった殺し屋と、その殺し屋が一目惚れした女の子のどたばた珍道中（笑）。キービジュアルの猫耳アナケンはラストシーンまでお預けです。
　サム・ロックウェルはセブン・サイコバスの時のようにちゃんとサイコパスだし、ティム・ロスはあいかわらずしぶいし。RZAもすごくおいしい役で出てくるし。なにより、アナ・ケンドリックを初めて「かわいい」と思いました。そうか、会計士の時は気づかなかったけどこの子かわいかったんだ。
　マックス・ランディスの脚本も洗練されてきている感じでおしゃれ。シナリオが欲しいです。原題はMr.Right。いいな、と思ったのはエンドクレジットでのサム・ロックウェルの役名もMr.Rightになっていたことです。フランシス？誰それ？