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Minox用のフィルムを切り出す

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 ひょんなことから写真趣味の残り火に火がついて復活してきました。もともとは、昔のcanonIIDを譲り受けたことからはじまっていて、手持ちの白黒フィルムを入れて試し撮りをしたり現像したり、ということをしているうちにふつふつと。

 で、気がついたのが最近はeBayでMinoxCが結構手軽な値段ででていること。昔は、C以降の機種はなんか横長すぎて気に入らなかったのだけれど、EEが働くならちょっと使って見たくなり、手に入れると今度はフィルムの供給がどうなっているか気になり…と。
 Minoxフィルムは昔すこし買いだめしておいたものが冷蔵庫に残っているし、空のカートリッジも保管してあります。今後安定して遊ぶためにはやはりフィルムスリッターだろう、と探して見たのだけれどこれが全然みつからない。ある時に買っておくべきです、こういうのは本当に。で、最終的にeBayで発見したのが上のスリッター。中国の人の手作り品です。小型の金属の枠にカミソリの刃が三枚セットされていて、分解して刃の交換も可能です。こういうかたちのものだから、ダークバックの中で手探りで必要分を切り出す、という作業。
 ダークバックの縁のちょうど一本分の長さの場所に洗濯ばさみをつけておいて長さの目安にし、35mmの36枚撮りから4本切り出し、カートリッジにつめるわけです。これでMinoxサイズの36枚撮りが4本作れます。Minoxのカートリッジは薄いプラスチックなので潰さないように注意しながらの作業です。

 とりあえず、期限切れのNeopan400Prestoをつめてみて、これまた古くなった試薬で調合したH&Wで現像してみたり。現像液の主剤とか、ヨドバシでも扱いが随分減っていてショックでした。手持ちのフェニドンが茶色く変色していて(ン十年前のものなので…一応現像はできますが)気になるのに買い直そうにも扱いがない… 結局、フェニドンだけは試薬屋さんに発注しました。現像タンクは昔入手したものがまだ使えるので楽。Minoxの純正タンクは実に使いやすいのです。

 現像したネガはライトボックスの上にのせてデジカメで接写。コンデジのマクロ機能が良くなってきたのでこれでもなんとかなりそう。

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 ただ、このままだとやはり粒子が荒いので、フィルムの種類や現像条件を少し試さないといけません。フジのミニコピーも市場からなくなっちゃっているのでショックが大きいです。これも期限の切れた手持ちがあるけれど使えるかなあ…
 あと、つめかえができるようになったので、次はカラー現像も考えてます。大昔にはナニワのセットがあって割と手軽だった(ダークレス用のキットまであった!!)のが、こちらも結構しんどい状況みたい。とりあえず、ローライのDigibase C-41 READY KITをそのうち試そうと考えてます。