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ワンダーウーマン(DC、ここからまきかえせるかしら)

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 冒頭のDCの画面にランタンがいたので安心するところから始まりました(笑)。満を持して、DC世界の救世主たるWWです。ワンダーウーマン自身はすでに登場しているので、今回は彼女の来歴編ともいうべきもの。ザック・スナイダーは監督ではありませんが、制作として関わっていてきちんと映像にもザックテイストは生きています。(それが派手じゃないから嫌、というヒトはいそう(笑))
 今回は、ダイアナとスティーブの物語。スティーブはスパイでオートバイとばして、最後はかっこいいところをもっていく…あれ?これカーク船長じゃない?じゃあ最後助かるのかな…とおもっていたけど考えて見たらこの世界にはぎりぎりで転送収容してくれるチャーリーはいないのでした。そして、このままジャスティスリーグにつながるわけです。子孫としてクリス・バイン再登場とかするのかしら。

 基本ラインとしては、従来通り「派手なマーベル、地味なDC」という感じです。これが気にいるかどうか、ということもありそう。あと、MCUが先行しすぎていてDC側がちょっと焦っているのではないか、という危惧もなんとなくあります。ダイアナがゼウスの娘、というのは(ゼウス、またかよ、というのはおいといて)彼女のスーパーパワーを説明するのには十分な設定ですが、そのあたりのバランスをうまくこなさせるのかどうかがポイントでしょうか。ダイアナの「弱点」もまだでてきていませんし。

 公開の少し前の映画館で、カップルの女性の方が「ワンダーウーマン見たいね!」といったら男性のほうが「え?あの女が戦うやつ?」みたいな消極的な感じだったのですが、レビュー欄とか眺めていてもそういった「えー、オンナが主役なの?」みたいな了見の反応は結構あるみたいなので、「ワンダーウーマン」という物語の「必要性」は50年以上たっても何一つかわっていないのだなあ、と思ったり。