Anything Goes (again) ...

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ソー:ラグナロク (あの変な邦題はなんとかならなかったのか…)

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 前作が微妙だった者としてはこれぞ「みたかったソー」。なんといってもおバカ兄弟の仲良しっぷりと冷静なDr.ストレンジ(ソーサラー・シュブリームになった後かしら)、そして奇矯なジェフ・ゴールドブラム、というあたりでもう満点つけてあげたくなります。テンポよくギャグとシリアスをないまぜにしていくこの感覚はGOGにも通じるものがある。スタン爺さんも楽しそうだったし。

 ソーが玉座をつぐまでの物語ですが、例によってオーディン家のごたごたで周囲が迷惑したあげく、国がひとつ滅びかけます。ほんと、迷惑な家族だ。背景としてはアベンジャーズの裏番組みたいな性格もあって、まあ今回一番気の毒な目にあったのはバナー博士でしょうねえ。博士号7つもっていても脳筋の世界では、ねえ。
 あと、お姉さん、最初に調子に乗ってムジョルニアを壊しちゃったのが敗因ですよね、これ。あれさえ壊さなければソーの潜在能力が発揮されることもなく、ちゃんとアスガルドを手にできていただろうに。そのあたりのことを「教えずにいた」オーディン爺さんの勝ち、ということかな。

 さて、順番としては次がブラック・パンサーとなるわけです。そして、次のアベンジャーズMCUはまだまだ作品が続くのが確定しているので、そろそろDCも頑張って欲しいなあ、と。