Anything Goes (again) ...

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ローガン・ラッキー(愛すべきおばかたちのハッピーエンド物語)

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 不器用なオーシャンズ。なにしろ登場人物が揃いも揃っておばかばかり。ダニエル・クレイグも楽しそうにやってるしこういうお祭り映画はよいものです。ローガン兄弟のおばかさかげんに、クレイグが噛んで含めるように説明したり、あげくの果てに壁一面使って化学式かきまくって授業したり、と、そのいい人っぷりも際立ってます。ほんと、ほとんどおバカでいい人ばかり。例外といえる嫌な奴はセス・マクファーレンだけど、こちらは監督からの「そういう指示」に劇的に従っただけだし。
 スピードウェイ側もなんかごにょごにょしたところがあるしみんなちょっとアレな感じで幸せになります。
 映画としては、最初しばらく続く「ローガン兄弟エピソード」がちょっとテンポ悪いかな、とは思うけれど、ジョー・バングたるクレイグがでてきてからは超特急。もう、カイロ・レンを見てもローガン兄弟にしかみえないし、ルークよろしく手を失ったりしていても驚きません。
 そして、ずるいところでカントリー・ロードの合唱に泣かされるし。

 基本的にフォーミュラレースにしか興味なかったのだけれど、この映画を見て箱物もいいな、と思い始めました。そういう効果もあり。