能天気な体育会ヒャッハーおバカ映画だとおもってたんですよ… ヤーネルヒルといわれても、地名までは思い出せなかったんですよ… やられました…
まず、まったく体育会系ではありません。逆に文化の香りすらただようメンツの子気味良いやりとり。ヤク中からがんばってぬけだそうとする若者もよい味を出している。
耐火シートをすばやくかぶるトレーニングとか、ハリウッド映画でこうきたら、ラストで助かるやつだとおもうじゃないですか…
いや、冷静に考えたらあんな程度のシートをかぶったところで体の上を数千度の炎が通過している時点でダメに決まってるんですよ…
ずしりと重い一本でした。
しかし、自分は知らなかったからアホ予告編にだまされたけど、アメリカ人は「最初からわかって」見に行くのだよねこれ…そういう意味でもすさまじい映画でした。
コシンスキーって、オブリビオンとかトロンレガシーの監督だったので、追いかける監督がまた増えた感じです。