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Mamiya 16 Automatic(いかにも「メカ」)

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 1959年のモデル。マミヤの16mmカメラとしては後発の部類です。時々「Automat」と誤表記されていたりしますが「Automatic」です。マミヤはマガジンが独特なので、マガジンのついてくるものを探していたらこれにたどり着きました。メカニカルでいかにも「全部入り」なデザインが格好いいです。ファインダーは近接フレーム付きの素通し、レンズの前にはスライド式の蓋があってシャッターロックと連動、ASAとシャッター速度をセットすれば、あとはセレンを使った追針式露出計で適正露出がわかる、というスタイルはミノルタだとMGを高級にした感じ、でしょうか。セレンも元気よく働いているのはさすがです。
 マミヤといえば、個人的には66とか67のイメージのが強いメーカーなので、16mmカメラをいろいろだしていた、というのもちょっと意外だったのですが、当時は鳴り物入りの自慢の製品だったようです。このメカメカしさはYashica16のギミック感と並んでなかなかのとんがりっぷりのような。ただ、この後のDeluxとEE Deluxではシンプルな外観になってしまいますが。

  いかにも「機械」という感じで使っていて楽しいモデルです。ただ、16mmカメラとしてはでかいんですよねえ。フィルムマガジンからの光線引きが若干ありそうなことが手持ちの機種ではちょっと気になっています。あと、コマの四隅が丸いのがかわいいです。

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