もう、クラムシェルなんかいらない、と思っていました。
タッチパネルのMacBookTouchがでるまで待つんだ、とか思っていました。
でも、追悼文の締め切りが二週間後くらいにせまってきて、どこでも原稿書きができたほうがいい(さすがに職場の机で書くのは…)、とか、非常勤先のPCのスペックが低くて授業がしづらい、とか、どのみち夏にドイツにいくときには携帯しやすいPCが必要、とか二三の要因が重なった結果、今、手元にMacBookAirがいます。
Airと、EMobileと、Office、USB-Ether、DVDをまとめ買い。
ごめんなさい。わたくしが悪うございました(以前にも某所でiPodについてこんなことを言ったなあ)。
これ、便利です。電車の中でするりとかばんから取り出し、一瞬でスリープを解除してすぐにNisusで原稿を書けます。
13インチモニタなので、普段と遜色のない画面で仕事ができます。
EMobileは横浜ならどこでもつながります。
ふとしたときにフルスペックのPCでネットにつながることができる。
パソ通時代に、おまえは脳みそを直接モデムにつないでいるだろう、とか言われた私ですが、これなら、文字通り、必要なときにすぐにジャック・インできるなあ、とか思います。
いま、毎年恒例の二泊三日の新入生合宿にきているのですが、部屋のEtherポートが使えるのでPC環境は普段とかわりません。
結局、.MacとかGMailのおかげでストレージはあまり問題ではなくなっているわけです。ユービックではないけれど、ゆびきたすを実感しています。これで、学会出張がいままで以上に楽になるわけで。
USBが一個しかなくても問題なんかまったくありません。そんなことよりも、この薄さによる携帯性の高さがすばらしい。Audio出力とかカメラとかけずってもう少し軽くしてもよかったのに、とか思うくらい。
結局、Airは拡張性が低いからだめ、とかいう人たちって、9801の拡張スロットを使わない人たちなんではないか、とかおもっちゃいます。DVDがみられない、とかいう人もいるけど、出先で動画見たいならそれなりに用意するか、ドライブを持ちあるく(十分小さいし)ことですむはず。
実際、iPodにはそのうち見るつもりのDVDが何枚分もいれてありますが出先で見尽くしたことなんかありません。みんな、リアルを見ようよ。
もうすこし使ってバッテリの持ち具合を把握できたらACアダプタを持ち歩くのもやめるでしょう。
とりあえず、大きなアプリはいれずにいるのですが、常用アプリをどこまでいれるかが悩みの種です。
OfficeとNisusは物書きと講義の必須ですが、Photoshopまでいれるかどうか。
GraphicConverterで大丈夫なのかどうか、とか。
DefaultFolderとかFinderPopはどうしようか、とか。
#FinderPop、Excelとぶつかるんですよね…
それにしても、このうすっぺらいキーボードが思った以上にキータッチがよくてびっくりです。
このタッチでフルサイズキーボードだからこそ、Airの物書きマシンとしての性質は高まっているといえるかも。おしむらくは国内の無線LAN環境が貧弱なことですが、EMobileあればそこはカバーできます。
USBにぶらさがるのがアレですが他のマシンでもつかえると思えば保険にもなるわけで。
デジカメのストレージにするには容量がたりないけれど、これならEpsonあたりのストレージで大容量のがでれば買ってもいいかな、と思います。160Gくらいの出ないかなあ。
#考えてみれば、そもそもDuo230→2300化、とか、2400C→G3化とか通ってきた人間(自分だ)がAirを避けて通れるはずがなかったんだよなあ。