Anything Goes (again) ...

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ブリキュアオールスターズDX3「こっち あっち そっち」

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映画館にたくさんお客さんがいたのが救いです。とはいえ。
たぶん、ラスト近くのシーンの中に津波とかがあったのでしょうけれど。
こういう「自粛」って意味あるのかな。
もちろん、日がな一日ニュースみながら小さい子供にむかって「津波は怖いんだ」だの
「死んじゃったら二度と会えないんだ」だのという「キョーイク」をし続けて子供に精神攻撃を
加えている「ご家庭」には大事なことなのかもしれませんがねえ…
DVD出るときはちゃんとした完全版となることを楽しみにしましょう。

地震で一回ぬけたせいで、たぶんリズムの棒が初出となりましたねえ。
メロディ→映画→リズムの展開だったんだよね、初日だときっと。

と、いうわけでDX3。
「21人」もいる、ことをふまえたメタなギャグあり、初の「色分け」構成あり、で、実に王道のぜいたくっぷり。これ、昭和ウルトラシリーズでやっていた「ウルトラ兄弟もの」のノリに近い。違うのは、こちらにはさらに「決め台詞」がある、ということ。今回はコレにやられました。かっこいいじゃないか。
それぞれのグループの因縁と技もなかなかよい出し方。
個人的にはブラックとホワイトの扱いに満足、プラス、ちゃんとオーケストラがでてきたことにも満足。

決め台詞を相方に言わせる、という構成もすばらしい。今回の主役は(パリに続いて)マリン(えりか)であった、と言い切ってしまいましょう。実においしいところを持っていく性格だ。

#その割には絵的な扱いはアレでしたが(笑)

惜しむらくはメロディの決め台詞がでなかったこと(あれ、マリンの決め台詞なみに好きなんだけどなあ)。まあ、新人さんなわけだし秋の映画に期待しましょう。昨年のパリの都を上回るものをつくってくれるといいなあ…どうかなあ…

中間管理職のおじさんは今回もライトを振る側でした。セリフないのにとてもいい味をだしているあたり(笑)。せっかくだから今回こそはサブプリキュアみたいなあの二人やあっちのあの二人とかもひさしぶりに活躍すればよかったのに、とかちょっと思ったり。
パッションの瞬歩、みのがすくらいの一瞬だったけれど本当はもう少しちゃんとあったのだろうか、とぴあの記事から考えたり。お勉強対決とか動物なかよし対決とかなんだかよくわからないし(笑)
いや、AiMがちゃんとおしごとしています。うれしいことです。
日朝にデジモン移るんだから、またデジモンにもかかわってほしいなあ。
新規の女性キャラは無理っぽいからエンディングとか歌ってほしいなあ。

#VJの中島ゆうきのマンガはすばらしすぎます。こっちだとコトネ役とかあるのになあ。
#しかし、月一の連載でこれだけ燃える展開。ぶっちゃけ某Gガンよりも燃えますぜ。
#中島は島本を超えた!、とかいっちゃおっと。

あと、ハミイの毒というか性格の悪さ(笑)が最近陰をひそめているのも残念です。
「そんな悲しいことは忘れたにゃ」を超える台詞はいつくるのか(笑)

それにしてもシャドウがかわいそうだ…
あと、主題歌CDはせめて映画公開にまにあわせましょうよ…って前にも何かで書いたなこれ。
DXは今回が最後かも、というにおわせ方をしつつ、それでもまだ作れるつくりにはしてあってなんか微妙。たしかにこの後はそうとう工夫しないとつくりにくいのは確かだけれど。
21人のお約束ダンスシーンがなかったというのも気になります。

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ニューヨークタイムズへの村上龍の寄稿の翻訳。
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/

まっとうです。横浜の人だったのか。
これからは避難所のメンテナンスと風評被害のコントロールが課題でしょうね。
実際問題、野菜についてはぐちゃぐちゃになりはじめた。
「出荷停止は風評被害を抑える狙い」とかいうけど、その出荷停止のせいでさらに被害は拡大してるし。

「基準値」というものの意味もちゃんと伝わっていない。
それなりに科学教育を受けた学歴ある人ですら、放射性物質が心配だから関東でもマスクして外出しようとか言い出している。いや、個人的にマスクするのは勝手だけれど、そういう人は黙ってマスクしててほしい。花粉くらいならふせげますから。
理系の専門教育を受けた人間には過剰な「アブナイ音頭」に乗り合わせないだけの良識を伝える事こそが使命です。それが自分に「できることをする」ことのはず。恐怖をあおるのなんて論外です。

今回の原発の件だとまず、
・制御棒がきちんと入っている事
 これが一番大事。ウランの核反応は止まっています。制御不可能になった上での最悪の事態はこの段階で無視できる。
・冷却がなんとかすすんでいる事
 こちらは予断を許さないとはいえ、外部からみても100度を下回っているということは一時期の危機は脱したと考えていい。そして、それらをふまえた上で、
放射線の基準値についてちゃんと理解する
 インターネットをみれば正しい情報は探せます。ただ、自分でみつけなければならない以上、同様に「間違った情報」も見つかるわけで、そこでちゃんと見極める最低限のリテラシー、教養と常識が日本人に試されています。とりあえず、首都圏や関西での「買いだめ」や野菜の無駄は不合格ライン、ですかね。
でもはっきりいっちゃえば、高校くらいの知識で理解できるレベル。いや、中学校の理科教育でまかなえる程度の「常識」の話ですから。

もともと、鉄腕アトムやウランちゃんは大好きなくせに異常なまでの「放射能アレルギー」のある国民ですから、こういう話題ではなおさらきちんと地面に踏みとどまった判断を心がけないといけません。

こういうのもひどいよねえ。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/498194/
>県は21日、政府からホウレンソウとカキナ、原乳の出荷停止を指示されたのを受け、
>農家に出荷自粛をあらためて要請した。既に流通しているホウレンソウは「出荷物が
>すべて危険というわけではない」として回収しない方針。県産野菜全般のモニタリング
>調査結果は一両日中に出る見込み。

「出荷物がすべて危険というわけではない」という言い草の酷さ。
これでは出荷物の一部が「危険」だと地方自治体がお墨付きをあたえたようなものではないですか。
ニュースすらちゃんと見てないのか。あるいは見ていても理解する能力がないのか。
「基準値を超えている」というだけでそれが「危険ではない」のだという現状認識の報道が何度
くりかえされてもこういうことになる。
悪意のもとに意図的にやっているのであれば対応もできるけれど、たぶん間違いなく無知と良心に
基づく言動であろうから、この最低な流言に対してはなにも打つ手がありません。
 ・
政治不信とか陰謀論のオスキナカタはたくさんいらっしゃるのもわかるけどさ、ぶっちゃけ、今の与党にそんな陰謀や隠蔽をちゃんとやってのけるだけのシステムというか体制があると思いますか?
一枚岩どころか、床に落ちて踏まれたミルフィーユみたいな状態の民主党なのだから、なにか隠したところですぐにどこかから漏れてきます。海江田氏の暴言を都知事が暴露したみたいに、ね。

ガソリンないとかいうくせに、連休に静岡に車で買い出しして、レトルトのおでんとかつくだにとか買いこんでくるとか、なんかが狂ってるでしょ。

意外な感じだけど、「普通のニュース」ですらあまりちゃんと接していない人が多いのかな、とかも思います。地震のさなか、携帯電話は通じないけれど、メールはなんとかつかえた。インターネットなら連絡とれた、という話に際して、公衆電話も使えた、ということから「有線電話は大丈夫だった」という勝手な解釈をしちゃっている人を何人もみかけます。
ちがうでしょ。公衆電話には「そういう時のために」作られている側面があり、さらにそれをNTTが開放してくれたおかげで使えたのであって、一般の加入電話は当然のようにダメージを受けていました。
こういうのもリテラシーというか「予断」の話で、日常的に携帯電話文化をにがにがしく思っているような人だともしかすると「ほうらやっばり」になっちゃうのかな、とかは思うけど、嘘は嘘です。

いろいろなところにひそかに踏み絵が配置されている日常、になってきましたねえ。心してかからねば。
あなたの教養が試されています、よ。
 ・
「東北大 川島隆太教授「茨城や福島でホウレンソウ牛乳から放射能が検出されたと報道されています。ここ仙台では生鮮食品が入手しにくく捨てるのであればぜひわけていただきたい。私は、これらのホウレンソウをばくばく食べ牛乳をごくごく飲んでも私の寿命に影響がないことを知っていますので。河北新報

tweetから。そりゃそうだ。すてるならその牛乳くださいよ、と本気で思います。
うちのまわりではまだまだ牛乳が品薄で手に入らない…
わざわざ遠くにでかけてまで買うほどではないけれど、さ。

ところで、昨日から気になっているのだけれど、
野菜の放射線レベル、もし、もしですよ、福島近辺とか今回の震災とか関係なく、日本中どこでもいつでもはかればこの程度はあるんだよ、いままでそんなにまじめに測っていなかっただけでさ、みたいなことになったらどうしようかとか。
ヨウ素とかセシウムがでてきたら原発由来だけど、そうでなければ意外とわからないんじゃないのかねえ。千葉の測定業者もいつもは一日に20検体くらいだ、といっていたから、そんなに細かく測定しているとは思えないし。

いや、どういうことかというと、今必要なのは野菜の放射線値に対する「対照:コントロール」であって「基準値」ではない、ということ。「いつもとくらべたらその値はどうなのよ」ということ。

ところで、AC、妙にひかえめな新バージョンを投入しましたねえ。

アグネスチャンとか言う人のブログにでている「50年ぶりの国内支援」という言葉。
ユニセフっていままで、日本国内の天変地異や災害が起きたときの募金も1円も日本国内の支援に
は使っていなかったのか…まさか噂は本当だったとはねえ。
まあ、東北地方の惨状では「ない」場所に支援したければユニセフへ、ということですね。
今回だってユニセフとして取り決めた予定金額超過分はすべて海外支援にまわす、と明言しているし、
その「予定金額」がたとえば1円だったとしても僕は驚きません。嘘ではないものね、それでも。

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ちなみに、131 Iの半減期は8.1日。
134 Cs で約2年、137 Cs で30年。ただし、生物学的半減期は110~140日。
137 Xe は3.8分。