Anything Goes (again) ...

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バディントン2(ヒュー・グラントを愛でる映画)

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 安定の続編。決してかわいくなんかない、トラブルメーカー(歯ブラシの使い方くらい覚えてよ、おねがいだから…)だけど、憎むこともできない熊がまたしてもロンドンを騒がせる、という物語。個人的にはドクターことピーター・カバルディがあいかわらずだったので安心しました。今回は、熊そのものではなく、宝の地図をめぐるどたばた、そして地図と宝を狙うヒュー・グラントがポイントです。もう、ヒュー・グラントが最初から最後までかわいい(笑)。
 パディントン自身は前作同様、無垢なトラブルメーカー、です。スクリーンのこっちから見ているからいいけど、そばにいると多分大変なことになるやつ。そういう意味では今回は裁判官さんが犠牲となりました。
 つくりかたがとてもうまいのは前作同様。あからさまな伏線もどうどうと回収されていきます。なので、見ると幸せになれます。マーマレードサンドも食べたくなります。メリーポピンズやチキチキバンバンから続く立ち位置をそのまま継承しているタイプ。ラストは、わかっていてもちょっと涙腺が緩むかも。

 それにしても、ロンドンアイなどの構造物がうまいことカメラからはずれているのも上手です。