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Wizardry 『生命の楔』 (DS)

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いろいろいわれています。
とりあえず、Wiz1~3、特に4が好き、な人間としては宣伝文句みたら注文しない訳にはいきません。
amazon専売で、夏に早々に予約してあったのに発売日を三日もすぎてから発送通知が来るとかあいかわらずアマゾンは客をなめてますが…

メーカーの言い分は「Wiz1~5の雰囲気を採用」
で、ユーザーの評判は例えば
・固定キャラ ×、・スキルだのカットインだの×、・セリフとか冗長すぎ。もっとテンポよくしてほしかった、
・魔法を「買う」 ×、・死んでいる固定キャラがセリフ言う ×、
・属性なし ×、・年齢は…なさそう ・忍者のACがレベルあがってもさがらぬ ×

みたいな。

うーん、少し遊んでみての感想を以下に。

・テンポは確かに悪い。
 初心者向けの導入みたいな感じで長々とセリフがはさまったりします。固定キャラもWizじゃない、といえば確かにそう。
。スキルとかも邪魔な感じ
・B1のマップなんかみてると確かにWiz1の雰囲気はあり。オマージュ的ではあります。物語的にも試練のスタイルが二段組みになっていて、とかそれっぽい。
・戦闘も、まあWizっぽいといえばそう、かなあ。時々懐かしいモンスターがでてくると和みます。

レベルあげとアイテムさがしでどれくらい楽しめるか、でしょうかね。マッピングはオートでやられちゃうので楽しみ半減ではある。
マップのおかげで暗闇がなんにもこわくない。

個人的にはWiz6以降よりはWizっぽいといってもいいかなあ、と微妙。
イベントやらカットインやら連携技やら固定キャラやらは、「今のゲーマー層はこうでもしないと興味示さないだろう」というメーカーの思惑っぽい。
その中で、それでもWizっぽくしようとした気配は確かに感じるので、あまりけなす気持ちにはなれません。

ありていにいってしまえば「その手のゲームばかりありがたがってきた」最近のゲーマーにも責任の半分があるでしょ、的な。キャラ萌えとかいう珍妙な文化をつくってしまった以上仕方ないという気もする。

だから、総合して「これはこれであり」だと思います。
ただ、物語としてはWizardryというプラックユーモアとパロディの塊みたいな文化を引き継ぐことに完全に失敗している
(というかその気がなかったのか?)のでそこは…いや…日本のメーカーに要求できることじゃないのかなあ…

  「マシュマロはちゃんと串にさしたかな?」

でもなあ、版権とったのならリルガミンと5と4もDSで出してほしいよなあ。
売れ行きが心配ならiPhoneアプリでいいからださないかなあ。

普通に、Wiz1のapple版移植でいいんです。それだけでいつまでも遊べるから。
WonderSwanのはいい線いってたんだけれどいかんせんデータが頻繁にとぶので…

(追記)
いくらなんでも「ドラゴンフライ」の未確定名が「ドラゴン」てのはないと思う。
たしかにブレスは吐くけどなあ… (それならクリーピングコインだって吐くぞ)
ドラゴンフライは基本「とんぼ」でしょうが、だから未確定でも「虫系のなにか」でしょうが…

呪文系はSorcererから持ち込みみたいな感じか。
だったらSorcererしろよ、という話はあるけど…
ただ、Sorcererと同時平行でプレイしていると混乱するから、それなりにはWizっぽいんです、これ。


なんか覚えがあると思ったら「ミッション」てFFTの「ロウ」みたいなもんだなあ。
ペナルティとしては弱いけど。連携は…さすがにいらないかな…

ヴォーパルバニーのグラフィックがかわいいうさぎのぬいぐるみ、というのは正解で○。
どうせいぢるなら名前もキラーラビットにしちゃえばよかったのに。