なかなかのお店です。
鶏は骨なしですがひとかけらひとかけら丁寧にごまでくるんであげてあります。
鶏自体は辛くないので最初は「?」だったけれど、まず周囲の唐辛子がほどよくあがっていてじんわり辛い。
そして、一緒に炒めてある花椒のかたまり(大量に入ってます)が、実にしびれるように辛い。
たぶん、花椒自体すごくよいものを使っているのだと思います。こんなにさわやかで、なおかつ暴力的なしびれはひさしぶりでした。
さらに、こちらでは+50円で「辛さ増し」、さらにさらに、同じく+50円で「山椒増し」(!!)が、
「どの料理に対しても」できるといいます。
これは、また来てほかのメニューためさなきゃです。
テーブルにも辛みそおいてありますが、こちらはそれほど強くありませんでした。
ただ、450円で特製辛みそを分けてもらえるので、それも試してみたいな、と。
正しく辛く、正しくしびれる、実に正当なる四川のお店、という感じです。
辛くないメニューもあるようですからたぶん普通の人も大丈夫…だと思います。
・「口水鶏」をたのんだら、いままで知っているそれとはまったく別物が出てきてびっくりしました。
いわゆる「よだれ鶏」をイメージしていたら、水煮牛肉の鶏肉版、みたいなのが。これも辛くてスープが味わい深くて美味でした。
隣のテーブルのおじさんたちがこちらのテーブルの上を見てびっくりするくらい、「赤い」ものを堪能した、という感じ。
彼らは「もう辛いのが得意とかいわない…」とかつぶやいていたので、申し訳ないことしちゃったかなあ…(笑)