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デジモンアドベンチャーtri 第3章「告白」

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 物語の根幹に関わる部分にようやくたどりつき、子供達の性格もひとまわり描かれたので、ようやくというか実質的なスタートラインにたちました。
予告編で示されていたようにパタモンの感染を中心に、メイクーモンの特殊性、「ホメオスタシスという神」(だれ?)の介入によるリブート(なに?)、大人たちの背負っているもののヒント、02世代は「行方不明」、D3とターミナルは解析されていた、と。メイクーモンを見張るハックモン(ジエスモン)と、対立するアルファモン。リブートしてもそのままなアルファモンとジエスモンとか、そもそも02世代の子供達がどこかにいる状態でリブートされたはずで彼らはどうなっちゃっているのか、とか、まあいろいろありますが。
 物語としては、ようやく太一が太一らしくなったのがうれしいところ。triでの彼らが「高校生である」必然性がようやく見えてきました。パタモンとタケルのやりとりで涙腺を搾り取られたと思ったら、最後の最後にテントモンがさらにいいところをごっそりと持って行きます。ほんと、このところ櫻井にはやられてばかりだ。
 これで前半折り返し。来年二月の第4章ではデジタルワールドでの旅と、子供達とデジモンの「出会い直し」、そしてゲンナイらしき人のことが多分描かれます。ただ、こうなるとこれまでの二本でもう少し物語をすすめておくべきだったような気はする。4-6でどれだけ盛り上がりををみせられるか、でしょうねえ。
 作画は全般的にがんばっているけれど、高校生の立ち姿のデッサンがところどころ崩れていて気になった、かな。

 あ、そうそう、グッズの中にスカモンバージョンビジュアルのクリアファイルが用意されていたのはすばらしいです。