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ミニオン大脱走(事実上の二本立て)

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 ミニオンズをはさんでグルーの物語再び。とはいえ、もうすでにミニオンたちの存在感がありすぎます。その結果、ミニオンは物語にからまないまま独立行動し、それがあいまあいまにはさまるのだけれど、圧倒的にミニオンたちのシチュエーションのほうが面白い、という奇妙な感じに。グルー側の物語も決して悪くはないのだけれど、これはむずかしいところです。
 バルタザールは「昔っぽい」に加えて「思春期のオスは当然汚ならしい」をあわせた最強キャラなので、作品の狂言回しとしてもばっちり。吹き替え、こっちに宮野を使うべきだったんじゃない?あ、グルーとドルーは同じ人が声を当てている、ということもあって字幕のかかる箱をさがして見ました。どうも鶴瓶の声でやられると調子が狂うので。とはいえ、後からパンフ見たら吹き替えではこの二人、担当声優が別だったという。なんで?一応配給する側も「わかってる」ってこと?

 バルタザールの最終兵器がブリッシュの「宇宙都市」を思い出させます。あのままハリウッドが飛んでいってもおもしろかったのかも。