新型Kindle、情報集めているうちに初回出荷を逃したのだけれど、ベルギーで行動している時に「どこでも3G便利じゃん。地図とか見られるじゃん」という発想にいたり、注文。9月中旬だよ、とかいっていたら、ほんとに9月13日に届いていました。Amazonすげー。konozama食らうのってもしかして日本のアマゾンだけ?
購入動機は純粋に「世界中何処でもただで3G」です。今回は日本語フォント内蔵なので、メールとかも読めるといいな、と。
箱あけた状態。ここに見えている「こうつなぎなさい」画面、シールで貼ってあるのではなく、リアルに画面表示である、というあたりがeInkのすごいところ。なんか、やたらと画面がみやすくてきれいです。16階調グレイということは、写真なんかもきれいに表示されます。EpsonのNoteF使っていたころを思い出す画面。
Amazonなので、「最初から自分のアカウントに紐付け」されています。すでにiPadのKindleアプリで購入したデータは内蔵されていますねえ。また、今回はWiFi対応でもあるので、自宅ではこっちにきりかえるとネットもはやくなります。せっかく3GついているのでわざわざPocketWiFiにはつながないかも。
充電用のUSBはマイクロコネクタ。うすっぺらいやつですね。予備を買っておかないとだな。
で、日本語表示。
ブラウザがマルチウィンドーに対応していないとか、若干のお作法はありますがご覧の通り。たしかに3Gは早くはないけれど、つかえない程遅くもない、という感じ。通勤電車の中でニュースサイト読む程度なら問題なし。
時々エラーがでたりもするけれどGmailもちゃんと使えます。もちろん、日本語での入力は出来ませんが。出先からチェックするだけなら問題ないですねえ。
片手でもっても疲れない。画面はみやすい。たしかにこれは良い製品です。左右のナビボタンも前のKindleとくらべると使いやすくなっていて、Homeとかは別ボタンに。このあたりは良い、というよりもようやく「まともになった」というのが正しい印象かも。正直、Kindle2までは商品というよりも実験機みたいな操作感でしたからねえ。
読書マシンとしてはどうなんだろう。いまのところ、Kindleストアに「読みたい本」はあまりありません。登録数が多いとはいってもまだまだ分野によっては弱い。特に専門書の類いはだめですね。PKFとかこれで読みたいのだけれど。
反面、雑誌、新聞、新刊本の類いはおもしろそう。とりあえずアシモフのSF雑誌を購読してみたりという懐かしいことをやっています。Jenaに毎回買いに行ってたよなあ、とか遠い目をしてしまふ…
もちろん、青空文庫よろしくプロジェクトグーテンベルグの著作権切れ本はただでがんがん読めるわけで古典というものに触れやすくなるというのもあり。もっとも、このあたりはiPadも一緒ですが。
もちろん、青空文庫よろしくプロジェクトグーテンベルグの著作権切れ本はただでがんがん読めるわけで古典というものに触れやすくなるというのもあり。もっとも、このあたりはiPadも一緒ですが。
新聞はどれがいいのか物色中。日本の出版物はどう参入してくるんでしょうねえ。それはそれでたのしみだけど、とりあえず現状で満足です。だって、本は本屋で買うし。
ガジェットとしては満足度、コストパフォーマンスともに高いしろものです。大量に売りあげているのがよくわかる。これ、英語圏の人たちにとっては買わずにいることのほうがむずかしそうだ。アマゾンジャバンの対応次第では日本でも化けますね、これは。
円高のいまのうちに買っておく、のが吉ですよ、とか言っておきませう。
(追記)3Gとか使っていると、この速度で金をとるのはだめだよね、とか偉そうなことをいいたくなります(笑)