Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

放射線とか対応とかについてまとめておく定期便のような雑談

ときどきまとめておく必要を感じるので。
 バクテリアの原子転換だのホメオパシーだの米のとぎ汁だの音叉だのマクロビで味噌だの酵素たべろだの食べ物がガイガーカウンターに反応しただの、はすべて論外。そういうことを言う人を信じると馬鹿をみます。
 そういうことをすすめる人は意図的か無自覚かにかかわらず相手を「だまそうとしている」のですよ。
 「お金」を求めるとか「仲間意識」を求めるとか「人助けのイイコトしている自分」な気持ちを求めるとか対価はいろいろですが。子供を心配する母親の味方をするオレカッコイーとかね。

 低線量でも、「将来のいつか」に「子供たちに」なにがしかの問題が生じる「かもしれない」から除染しなきゃ、という発想は「わかりやすい」です。だって、裏を返せば「現時点でなんの被害もない」からみんな健康だし、「未来に悪いことがおこるかもよ」というのはノストラダムス的な「不幸くるよくるよ詐欺」の典型で、みんなそういうのにだまされるのが大好きだから。加えて、「現時点では被害がない」からこそ、嬉々としてガイガーカウンターふりまわしてホットスポットさがしごっこで遊べます。危なくないからこそ、安全圏からみんな言いたい放題できるんだよ。もしリアルに危なかったら、そんなことやっている余裕なんかありません。鼻血がでるほどの線量が本当にあるのであれば、とうの昔に大量死です。

 子供はささいなことで鼻血だすんだよ。大人だってそうなんだよ、ということを忘れている「主婦」は、そもそも日常的に子供の健康状態なんかいままで気にしたこともない「親失格」のひとだという現実はそろそろみすえないとあんたらのせいで子供死ぬよ、まじで。

 リスクって事をみんな考えないからいけない。絶対安全神話って、リスクゼロを要求する一般大衆がもたらした悪夢なのに、また同じことをくりかえそうとしているわけです。東電がかくしたのじゃない。あんたらが「みたくない・考えたくない」と拒絶していまに至るのじゃないか。土にさわれないくらい危ないなら、そもそも外で運動会なんかできるはずがない。運動会ができる時点で危険じゃないし、その上で「土にさわれないような配慮」というのは、妄想にとりつかれたうるさい大衆をだますためのごまかし行為でしかありません。対価は子供のストレス。あと、ブルーシート屋が少し儲けたのかな。親の自己満足が子供の精神を蝕み続けているということに気がつかないほど、子育てできないだめ親ばかりなんですかね。そんな親から生まれてこなければならなかった子供がかわいそうすぎる。

 そもそも、この世にいきていて放射線ゼロなんてありえない。背景の線量とかしらべてごらん。関西に「逃げた」人たちはとくに、さ。ブリュッセル市内でガイガーふりまわして反応に驚愕しておいでよ。
 もっといっちゃえば低線量こわいこわいな人たちは広島長崎のひとたちを馬鹿にしすぎ。差別しすぎ。そんなこといえるなんてまっとうな人間じゃないね、もう。

 「政治的な約束事」によって避難させられたり生活に制限加えられたり、という「被害」はあるけれどそれは決して原発のせいではない。そういうものを「怖がる」大衆に政治が迎合しただけのこと。そこで費やされる予算と時間が、もっと本質的に直接の救済を必要としている人たちの手にわたらずに徒に消費されていることに罪悪感を感じるべきこと。
 5mSVでの除染作業もそう。食品の出荷制限もそう。あげくのはてに青酸カリがどうのとかいうことでさらなる「不幸くるよくるよ詐欺」でぼろ儲けしようとする手合いもでてくるわけで、リテラシーがないとだまされますよ。

 100mSVでは不安だからどうにかしろ、というのは簡単。こわいといいつのるのには根拠いりませんからね。なんとなくそんな気分だから怖いのでなんとかしてくだちい、ですんじゃう。「母親」とか「コドモ」とつけくわえておけば「イイコト感満載」だからものを考えないひとほど簡単に堕ちる。ただ不安だから、というだけでなく、その対応に予算と労働力と時間を費やす以上「根拠」をしめさないと無責任すぎるのに。
 はっきりいって、そんなことにお金をつかうくらいなら避難民のケアとか、震災と関係ないところでの社会的弱者の救済とか、いくらでも適切に対応すべき優先事項はたくさんある。不幸祭りにのっかるからウン兆円規模の「対策」をみんな疑わないけれど、これ、ただの無駄遣いだよ?
 ・
しかしこうやってまとめなおすとkenokabeちゃんは見事なまでに「ぜんぶいり」だなあ(笑)
 ・
休題
 ・
 はるかぜちゃんのついりを読んでからkenokabeとかいう40おっさんの「TW(ぷぷぷ笑)」をみてしまうと、しみじみと「馬齢」という言葉がうかんでくる…いや、それにしても重ねすぎてひからびたパイ生地みたいになっているわけだけれど。食えやしねえ(笑)
 ・
 で、次の瞬間に三十年前だからといって、このおっさんがあの水準の思索や発言ができただろうかと考えると、そんなことどう考えても「生まれ持った能力的にできるはずがない」のであって、失礼な想像をしてしまってはるかぜちゃんに申し訳なく思ったり。
 ・
 申し訳ないので土曜日は天一のこってりをたべて失われた下品をしのびます。どんぶりあたるかな。
 ・
10月01日ですからね。
 ・
 ラドン温泉ありがたがったり、鉄腕アトムが人気者だったり、というのと、同じのうみそが低線量怖いとかいっちゃうんだからダブスタの毒って根が深いのかねえ…
 ・
「mikiki19 みきき @
.@kenokabe たくさん薬出して点数稼ぐシステムだし、悪質な精神科医も増えてるのかもしれません。 その組み合わせはあり得ないという抗うつ剤の処方が平気でなされてると、良心のある医療関係者がつぶやいているのを見かけます。 話を聞くカウンセリングも高額ですよね」
 たしかにろくでもない精神科医は増えているとは思うけれど、カウンセリングが高額なのはしかたないとも思う。あれこそ高度な専門領域の特殊技能ですからね。でも、こんな感じで受け止められているんだろうなあ。心のケアなんて、いつまでもお題目のレベルからでてこれないままなのか。
 大学や企業みたいに、専門家のケアサポート体制が必須なはずのところで、ちゃんとした対応ができないという悲惨な実例はいろいろあるからなあ…