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仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー (実に久しぶりに面白いライダー映画)

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 ライダー映画、やればできるじゃん、と。ここ数年の駄作の連発がまるで嘘のような一本。上堀内監督の名前は覚えておきましょう。過不足なく、それぞれのライダーの設定をくみこみ、前回のぐだぐだな映画のワンシーンを巧妙にスパイスとしてとりいれ、文句なしの一本。映像的な小ネタも大量にしこまれていて実に贅沢。組体操は危険、というシーンもお腹抱えてみていました。さらに、この映画をふまえることでビルド本編の流れがまたしても熱い、というおまけつき。うむ、上手だ。
 それだけに、ないものねだりの贅沢をいうならば、Wには出て欲しかったなあ、と。財団Xを用意して、半分こライダーたちのもの風たりなのだから、なんとか予算を… フォーゼだした時点でつきちゃったのかなあ。
 あと、エンドクレジットの主題歌メドレーもわかるけれど、そこはやはり「特撮」に一曲つくってもらいたかった。オオケンさんの歌もききたいじゃないですか。

 バイクシーンが長いのは、これまでのライダーがバイクをあまり重視してこなかったことへの意趣返しかな。オーズの姿勢のまっすぐさと、そこにいるのにライダーではなくバイク扱いのレーザーの悲哀が…

 とりあえず、このあとは春映画企画はなくなるらしいので、ライダー映画もまともなものが増えてくれることを祈ります、いや、祈りたいです。