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Yahooブログから移りました

black bird, fly (bbf) あるいは、ディケイドの世界

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ほんと、いまにして思えばキバというのはエコなライダーでした。見事なほどにグッズ買わずにすみました。
電王のカードに何枚かキバカードがついてくるのが腹立たしかったほど。

でも、メインライターが変わるとシリーズはこうもかわるのか、という現実はDCDでもう一度体験しました。裏がさらに裏返ってばりばりに表です。
サービス満点な世界はいろいろとそそるものがあるのです。A2のアップがでてくるオープニングも(歌手はともかく)ツボです。

で、DCDグッズの中で最初に手をだしてしまったのが、ベルトでもなくカードでもなく、bbfでした。
この冬限定カラーのディケイドっぽい赤です。トイカメラというカテゴリーに手をだすのは初めてなんですが。

#トイっぽいカメラならいろいろ手元にあるけど。

特徴を列記してみると、

・鳥かごを模したおしゃれなケースにはいってくる。
二眼レフ。ただし、ビューファインダーは構図をみるだけでフォーカスは目測。MiniDigiと違ってちゃんと反転してます。構図を決めるといっても、やたらとファインダーが広くて結構大変。ビューレンズもフォーカスに応じて回転しているので、最初はたぶん目測ではなくちゃんとピントを出せるように、というつもりで設計したのでしょう。想像するに、これにスクリーンいれると暗くてピントなんかわからなかったのでは。あるいは、ちゃんとしたルーペつけないと山がつかめなかったりしてコストアップしそうだったとか、そんなではないかと。
・35mmフイルム使用。ここが個人的にはぐっときました。35mmの二眼レフというと、ボルシーとか、あこがれの初代コンタフレックスとか。しかも、トイカメラなのでフイルムマスクの交換で、36mmスクエア(アンダーパーフォレーションどころか、まるまる全面のオーバーパーフォレーション)、24mmスクエア、普通のサイズ、が選べます。もっとも、ネガからプリントする際に対応している所にださないといけないわけですが。それから、マスクを交換するだけなので、フイルムの送りはそのままです。つまり、24mmスクエアにしたからといってたくさん撮影できるわけではありません。
トイカメラなので簡単に二重撮影ができるようになっています。と、いうのはたぶんアレでして、シャッターはいつでもきれる、というだけのこと。巻きあげしなければ同一のコマに何度でもきれます。
・ファインダーはみにくいです。35mmなのでもともとのサイズが小さいのに加えて、視野角が異様にせまく、ちょっと視線をずらすとみえません。一番コツが必要なところかも。
・ローライもどきなスポーツファインダーにすることもできます。こっちのほうが現実的かも(笑)
・フイルムの装填が複雑。2個目のパーフォレーションにギアひっかけること、と説明書では強調してます。100ftから自分で巻いたフイルムなんかだとこのあたりいいかげんなんだけどなあ、とか、KODAKの昔のフイルムは引き出し部分が長いんだけどなあ、とか。
・カウンターは自動復帰しません。自分で戻します。説明書どおりにフイルム装填してからまわそうとするとこのギアが堅いこと…
装填よりも先に戻しておくのが吉です。
・露出なんて概念はありません。晴れと曇りの二段階きりかえ(笑)。でも、トイカメラなのでBとホットシューはあります。このあたりがおかしい。Bは長時間の流れ写真、ホッシトシューはカラーストロボのためってところでしょうか。
・簡単な機構だからやたらと軽いです。そのわりに、各部はそこそこきっちりとできているのは好感がもてます。
・巻き戻し用のボタンが小さくて指ではおせません。ペン先とか必要です。

とりあえず、到着初日で気がついたのはこんなところ。手元にあった期限切れ(トイカメラだからここが大事(笑))のProvia400とかいれてみています。

現像からあがってきたらまたコメントするかもしれませんが、士くん、もう少しちゃんとしたカメラつかえばいろいろな世界も君を受け入れてくれるかもよ(笑)。