Anything Goes (again) ...

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Absolutely Anything (みらくるにいるってなに?)

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 したまちイベントによる先行上映。いちおう、2016年春に「ミラクル・ニール」という謎のタイトルで配給されることが決まったようです。テリージョーンズ監督。パイソンズ、声で総出演。ロビン・ウィリアムズ(声)の遺作。そして主演がサイモン・ペッグ
 いわゆるパイソンズによる悪ノリ映画。ただ、個々のスケッチは確かに悪ノリだけど、全体としては歳取った分丸くなったのね、という感じがします。かわいい悪ふざけ、みたいな。
 アイデアとしては「猿の手」モノで、これに対するちゃぶ台返し的展開を思いついたからやっちゃったよ、という代物。
 モンテイ・バイソン的毒素がほしい方は「ゼロの未来」のほうが濃密でしたよ、と。

 上映前に関係者のトークショーがあって、そこそこ面白かったのだけれど小一時間やられたのは長すぎです。会場間椅子がお尻にきびしくなってくる痛みの中でようやく上映開始とかはつらい。トークの中で微妙にいらつかせるようなもったいぶったネタバレをいれてきたり、司会者が「えー」とかばかりで耳障りだったり。

 トークで唯一よかったのは「かわいいうんちも歩くよ!」でした。そういう映画です。