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Rollei Infrared 400(初赤外フィルム)

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 以前もらってそのままになっていたローライの赤外フィルムを試してみました。もらってから数年たっているので赤外域の感度は落ちているかもしれないし、とりあえず初めてだし、ということでキャノンの沈胴5cmにケンコーのR1フィルター(オンラインから受注生産)をつけて撮影。おもしろかったらIRフィルターも手配しようかな、くらいの気持ちです。素のままだとASA400とのことだけれど、結局のところフィルター通すので相応に低い扱いでとるわけで、なおかつ、やっばり印象として「赤外っぽい」イメージもあったりするので、そういうつもりで一本撮って見るという遊び。

 現像は1:1SPDで15分。このフィルム、結構癖がある… 最初に驚いたのは排出した現像液が、どピンクに染まっていたこと。もともと触った感じでもフィルムベースが薄かったけれど、いつものTri-Xとは大違い。その後の停止液もそまったままでした。で、定着と水洗がおわって干して見るとベースはほぼ透明。乾燥後はカールしやすいし、膜面もやたらと弱い。ゴミや傷に弱いので相当丁寧に気を遣うフィルムです。知らなかったのでごみだらけ傷だらけになってしまった… 赤外だからなのか、Rolleiのフィルムはみんなこうなのか、は、そのうち25を使ってみて確認しましょう。あと、普通の36枚のフィルムよりも長いような気がする。

 高コントラスト、粒子も細かく表現としては面白いフィルムです。ただ、普通の写真はとれないので二台持ちしないといけないなきっと。来年、海に行く時あたりにIRフィルター用意して再チャレンジしても楽しいかも。

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