Anything Goes (again) ...

Yahooブログから移りました

Minolta16 II (無印のマイナーチェンジ版)

イメージ 1


 1960年発売のモデル。Minolta16のマイナーチェンジ版です。発売年としては16Pと同年。初代との外見の違いはシャッター速度が1/500までになって数字が増えたこと。Bがついたこと、あと、レンズが25mmF3.5から22mmF2.8へと少し広く明るくなったこと。それにあわせてファインダーの倍率も変わりました。見た目はとんどMinolta16とかわっておらず、シャッターダイヤルの数値表示でかろうじて区別できる、といったところ。オークションで探すときはダイヤルのある側面の、シャッター速度表示の文字数を確認すればいい、ということになります。(ボデイの表記に「II」はついていないので)よく見ればレンズの焦点距離等の表記も違うわけですが。
 コーナン16の直系はここまで。スライド式のフィルム送りもこの機種で終了となり、同年の16P、次の16EEではダイヤル式の巻き上げとなります(ラジオと合体したソノコンというモデルもあるようですが)。16IIの製造自体は結構後まで続いていたようですが。ミノルタ16のシリースでは一番小さいのは確かなので、他の機種が出た後も存在意義はあったのだろうな、と。ただ、露出計なしのモデルというのは主力からははずれていたのでしょう。

イメージ 2